奨学金の使用に関する私個人の考え 2005年の日記より抜粋
お詫び
掲示板の方でP様より「奨学金を株にまわすとかかれていたのですが余裕があるのなら奨学金に申請しないでください.本当に困っている学生もいるのですから.」
といった厳しい意見をいただきました。
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まずP様の及び他の方の感情を著しく害したであろうことに深くお詫び申し上げます。
確かに「奨学金でウハウハ」などと書いてしまい、本当に困っている学生に対しあまりに配慮が足りなかったと反省しております。
しかしながら、多少大袈裟に書いたとはいえ『父が高齢で給料を減らされた上に病気がち』だとか『弟が中学生で、学費等の負担が我が家の家計を逼迫している』、『研究対象の性質上アルバイトを入れるのが困難である』といったことは事実であり、お金に余裕があるのに株のためだけに奨学金を頼むってわけではありません。

日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金は月額88000円とかなりの高額が貸与されます。それに対し国立大学の場合、一ヶ月の学費は約4万円ちょいです。
前に日記で「・・毎月38000円ずつ使っても・・」と書きましたが、私の場合実際のところは学費に使おうと思っています。
このようにして学費に奨学金を用いたとしても自宅通学生の私の場合、月に4万数千円以上のお金が残ることになります。(前回はキリが良いので5万と書きましたが・・。)

通常ですとこの場合、残ったお金は貯金するのが妥当だと考えられます。
しかし、日本学生支援機構の奨学金は無利子とはいえ“借金”をしていることには変わりありません。
そこで私はこの“借金”を少しでも早く返そうと考え、余剰の奨学金を株に投資しようと思ったわけです。
「株で損をするかもしれないじゃないか?!」とおっしゃられるかもしれません。たしかに株には常にリスクが付きまといます。
ですが私の性格上、銀行に貯金していると“使ってしまうリスク”が発生してしまいます。
そこで「株のほうに貯金の意味合いもかねて投資した方が良いのでは?」といった考えに至ったわけです。


P様のような意見をいただき正直少し感謝しております。
前回書いた日記では確かに読む人の感情をことごとく無視しておりました。
日記という性格上時々このような読者感情を無視した言動をしてしまうかもしれませんが、今後は出来るだけ気をつけるように致します。
すみませんでした。



補足
お金に対する個々の考えは千差万別であり、私の考えが他の方々に理解していただけるかどうかは不明です。ですが借りた奨学金を全部使ってしまうのではなく、投資に回すことによって奨学金という借金を早期に返済できる可能性があるといったことを知っていただけば幸いと存じます。

あと、本当に余裕のある人は指導教官推薦書を書いてもらえないし審査で落ちるので、そういった人のせいで金銭的余裕のない人が落ちることは少ないと考えられます。
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